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<健康コラム 4>



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関節炎

朝起きて指がこわばる、という症状を覚える方がいらっしゃるでしょうか? 

特別に普段よりも手や指を使う作業をした為の疲労、という理由もなくなんとなく朝いつも指がこわばっている場合、いくつかの可能性が考えられます。まずは、変形性関節症です。指関節の軟骨がすり減ってきて次第に関節が変形したり太くなってきたりします。骨と骨の間のクッションの役割をする軟骨がすり減ってきますので、次第に指を曲げたり、物をつかんだりという作業で痛みが出てきたり、動く範囲が制限されてくることもあります。長年指を使う仕事をされている方や、女性によくみられるようです。

  次に考えられるのが、リウマチです。変形性関節症とリウマチは同じようなものと考えられがちですが、原因は全く別のところにあります。まず、変形性関節炎は、指関節を酷使する、という外から加わる力によって軟骨がすり減ってきますが、リウマチは自己免疫疾患(autoimmune disease)と呼ばれるものの一つで、本来ならば細菌やウイルスといった外から体内に入ってきたものを排除する為に働く因子が、なんらかの理由で自らの健康な組織を攻撃する、という内なるものが原因で発症します。

リウマチの方は血液中にリウマチ因子というものが多く存在し自らの軟骨を侵食し、症状が進んだ場合は軟骨だけなく骨までにも侵食が及んでしまいます。また、変形性関節症の場合は、酷使されている関節のみに見られるのに対して、リウマチの場合は両手、両手首に同時に変形が見られることが多いのも大きな特徴の一つです。リウマチが必ず親子間で遺伝するとは限らないようですが、リウマチと診断された方の多くがご家族がリウマチであることが多いようです。ここで大切なのは、変形性関節症は早期に発見出来れば、原因となる動きを減らしたり、温熱治療やリハビリで進行を止めることが可能ですが、リウマチの場合は進行性ですのでリウマチの専門医の元での薬物療法が必要となってきます。

  もし、朝起きて原因不明の指のこわばりや腫れ、変形がみられた場合は、早期に医師に相談されることをお勧めします。また、妊娠中の女性はむくみにより、手がこわばったり動きにくくなったりすることが多々ありますので、慌てずに担当の産婦人科医にご相談下さい。

                                                  5/01/14



O脚と変形性膝関節症

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美容的な目的でO脚を直したいんです、という方がよく来院されますがO脚を直すことは美容目的だけでなく、変形性膝関節症を予防する為にも大切なことです。正座をする民族日本人は、他の民族と比べてO脚の方が多いようです。O脚の方は一般的に内ももの筋力が弱く、膝関節の外側に重心の多くを置く傾向にあり、膝関節の外側の軟骨が先にすり減ってくる傾向にあります。肩関節や肘関節に比べて膝や股関節は体を重みをもろに受けるところであり、最も関節症を起こしやすいところです。歩き方の改善や膝の周りの筋力を鍛えることによって、膝関節にかかってくる負担を軽減することが出来ます。

例えば、筋力のない方は足を投げ出すように、「ぱたん ぱたん、どすん どすん」と重力に引っ張られるまま膝に負担が掛かるように歩きます。そこで体幹、臀部、太ももの前部・後部という、重力とは反対の力を生み出す筋肉を鍛えることによって、膝にかかる負荷を減らすことが出来ます。更にO脚の方は内ももの筋力を鍛えて歩き方を改善することによって、外側だけにかかっていた力を膝全体に分散させることが出来ます。

このように、筋力強化、体幹の筋肉の使い方、そして体重移動の仕方を変えることによって、膝関節だけなく、股関節や足関節にかかる体重負担は大きく変わってきます。一度変形性関節症になってしまうと、痛みもひどく先の記事にもあるように手術をしなけらばならないケースも多々あります。なによりも、やりたいことが出来ない、行きたいところに行けない、という大きな生活障害を生み出します。何事も早い段階からの対策が大切です。気が付いたときに、早いうちから対処していきましょう。
                                      2/14/13


膝関節の水(関節水腫・かんせつすいしゅ)

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膝に溜まった水を抜く、という話を良く聞きますね。膝の水とは、膝関節を覆う関節包と呼ばれる包の中に入っている関節液のことで、膝関節が円滑に動くようにしてくれる潤滑油のようなものです。普段は0.5から3ミリリットルというわずかな量ですが、関節炎が進んで変形性膝関節症などが現れてくると、炎症を防ごうという体の防衛メカニズムの為、体がより多くの関節液を作り始めます。

炎症が治まれば徐々に関節液も減っていく時もありますが、そうでない場合は、関節液がどんどん溜まってしまい膝が動きにくい状態になってしまいます。そのような場合は整形外科で水を抜いもらう処理をします。一度水を抜くと癖になってしまって水が溜まりやすくなる、というお話をよく耳にしますが、これは癖になる訳ではなく、炎症を起こす原因が取り除かれていない為起こるそうです。その為に軟骨を補強する為、水を抜いた後にヒアルロン酸を注射するそうです。その他にも、自分で出来ることとして、体重を増やさないように努めたり、膝にかかる負担を取るために体のバランスを整えたり、体幹(コア)や膝の筋肉を鍛えたりして、積極的に回復に努めることも大切ですね。
                                                                                                                                         1/7/13



変形性膝関節症(Knee Osteoarthritis / knee degenerative joint disease)

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日本語でも英語でもとても長い名称ですが、ひざの関節の軟骨の老化により起こるもので、特に大きな外傷などなく自然に起こりうる病気です。初期では軟骨が磨り減り関節の間が狭くなります。進行してしまった場合には、軟骨が完全にすり減ってしまい、ひざ関節の骨自体が変形し骨棘というものを形成してしまいます。


初期では、立った状態で膝を曲げたり伸ばしたりという動作の時に痛みを覚えたり、スムーズに動いていた膝関節が「ぎしぎしする」という症状を示したり、膝が腫れてきたりします。これは、関節の間が狭まってくることがまず一つ。そして、健康なひざ関節の場合は、ヒアルロン酸を含んだ関節を守る為の関節液が潤滑油の役割を果たしてくれて膝の動きをスムーズにしてくれますが、軟骨がすり減ってきて炎症が起こり始めると、関節液は増えてくるのにヒアルロン酸が減少してくる為です。

重度になってくると、関節が完全にすり減ってしまいひざ関節の形が変形してきます。立っているだけで痛みを覚えたり、座った状態でもひざを曲げたり伸ばしたりするだけでも、痛みを覚えてしまいます。

治療方法は、初期の段階ではリハビリテーションや理学療法・足底板(靴の中に入れる靴底)の使用・体重のコントロール・歩き方や姿勢の矯正などが用いられ、早期発見が出来れば、進行をコントロールすることが出来るので、初期の段階でどのように対処するかが重要になってきます。

リハビリなど自分の力では対処出来なくてなってくると、ヒアルロン酸やステロイドの注射、そして軟骨の減り具合が進むと、手術、ということになってきます。一言に手術、と言っても段階があり、初期では内視鏡を使った、すり減ってきた軟骨や骨棘の処理 (knee arthroscopy)。いよいよ変形が進んでくると、骨の一部を切り取って関節の形を変える手術(高位脛骨骨切り術等)や、症状が進んでいる場合では、人工関節置換手術
(total knee replacement) となります。

注)
カイロプラクティックでは、初期の段階では背骨や骨盤、足・膝のバランスを整えて、膝にバランス良く体重が分担されることようにしたり、体幹や足の筋肉の運動を指導をすることによって予防を計ります。症状が進んでいると見なした場合は、膝専門の外科(orthopedist)の先生に紹介させて頂いております。

                                                                                                                                                                             11/26/12


ヒアルロン酸 (Hyaluronic acid)

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ヒアルロン酸入り、と書かれている化粧品をよく目にされる方も多いと思いますが、いったいヒアルロン酸とはどんな役割をしているのでしょうか? ヒアルロン酸は、細胞と細胞の間に存在しクッションのような役割を果たし、弾力性をもたせます。例にもれず年齢と共に減少し、特に40歳後半になると激減していきます。
ヒアルロン酸が多く見られる体の部位は、皮膚・目・関節で赤ちゃんの肌がつやつやもちもちしているのは、ヒアルロン酸が多く含まれている、というのも一つの要因だそうです。

サプリメントとして摂取したり、基礎化粧品の中に含まれていたりと様々形がありますが、乳酸菌等から生成されたもの、ECM-E(ヒアルロン酸含有鶏冠抽出物)と表示がされた鶏のとさか等から抽出された天然ものがあるそうです。ただ、ECM-Eは、純度100%ではなく、コラーゲン等他の抽出物も混合されているため、その中に何パーセン、トヒアルロン酸が含まれているかは、メーカーによって異なるそうですので、お気つけ下さい。

医学の世界では、肩や膝のクッションの役割となる軟骨に豊富にヒアルロン酸が含まれているため、主に膝の関節炎の治療にヒアルロン酸注射を使い、炎症や痛みを抑えるのに用いられています。膝の痛みの原因は、前十字靭帯の損傷だったり膝蓋骨(お皿)を囲む腱の炎症だったり、いろいろありますが、軟骨が磨り減ってしまって骨と骨が当たってしまって起こる炎症(関節炎)からくる痛みの場合は、外側から対処することは困難ですのでヒアルロン酸注射を用いることがあるそうです。

軟骨がすり減ってしまって大変な状況になる前に、立ち仕事や重いものを持ったりする仕事に従事していらっしゃる方は、動作の改善や太ももの筋肉の強化(太ももの筋力が低下すると、膝関節にかかってくる負担が増します)を早いうちから心がけたり、膝の冷えや無駄な体重増加を回避したりして、早いうちから対処しましょう。まだ若い方でも、座ったりするときに膝に違和感を覚えてきたりしたら、体からのサインですので注意を払ってあげて自分の体に優しくしてあげてください。

                                                                                                                                        8/28/12


生野菜 vs. 加熱した野菜

野菜は生で食べた方が良いのか、それとも加熱されたものを食べた方が良いのでしょうか? これは長いこと議論されているトピックのようです。野菜に含まれているビタミンや酵素は熱に弱く、加熱されると破壊されてしまいます。ですから生野菜を頂いたほうが良さそうですが、必ずしも食べたもの全てを人間の体が吸収出来る訳ではないそうです。例えばビタミンA・D・E・Kは脂溶性ビタミンと呼ばれ、油に溶けやすく、油と調理することによって吸収率がアップするそうです(ほうれん草、にんじん、かぼちゃ等)。逆に水溶性ビタミン(B・C)(例ピーマン・キャベツ・パセリ)は水に溶けやすいのですが、長時間茹ですぎたりするとせっかくのビタミンが破壊されてしまいうので、生での摂取の方が良いそうです。なるほど、ビタミンCがたくさん入っている果物を食べるときは、私たちはほとんどの場合、生で食べますね。

他の点に着目してみると、量的には加熱すると水分が失われ量を食べることが出来、食物繊維をよりたくさん摂取することが出来きます。ただ、生野菜には酵素がたくさん含まれ、加熱されると食物に含まれる酵素が破壊されてしまいます。食物を加熱することなく頂く、Raw  Food食を実行していらっしゃる方々は、この酵素の重要性を説いていらっしゃるそうです。

このように、生野菜・加熱された野菜、それぞれに良い点があるようです。東洋医学の考え方によると、夏には体を冷やす野菜(きゅうり等)、冬には体を温める野菜(大根・かぼちゃ等)を摂ると良い、そうです。それぞれの良いところを生かして摂取方法を選んでいくと良いかもしれませんね。

                                     5/22/12

枝豆の力

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日本ではお酒のおつまみと言えば、枝豆。ジャパニーズレストランでも、日本人以外の方が枝豆を注文していらっしゃるのをよく見かけますし、日系以外の一般のアメリカのスーパーマーケットでも普通に冷凍の枝豆を見かけるようになりましたね。おつまみとして食されてきた枝豆ですが、実はたくさんの栄養素が含まれており、なかなかの優れもののようです。まず、お酒のおつまみとしての役割。肝臓への脂肪沈着を防ぐ働きがあり、飲酒によって引き起こされる脂肪肝の予防に役立つというすばらしい役割があるそうです。なにげにお酒のおつまみとされていた枝豆ですが、昔の方の知恵でしょうか?すばらしい働きがあったのですね。また、ビタミンB7やCが豊富に含まれているため、爪や肌の調子を整えたり、枝豆の中のたんぱく質やレシチンの働きで、余分な脂肪を排出して動脈硬化、老人性痴呆章を防止する効果もあるようです。かつてUSDA(United States Department of Agricultural)が提案していたフードピラミッド・アジア人用の中でも、枝豆を含むマメ科の食物は、ナッツ・種類と共に、毎日4分の1カップ(トータルで)ほど摂取することを薦められていましたよ。



疲労回復に「にんにく」

少し忙しい日が続いている時などの疲労回復に「にんにく」はどうでしょうか? にんにくは古代エジプトの時代から疲労回復食品として使われていました。 科学的にみてみると、にんにくの中のなかに含まれている、アリシンという物質がビタミンB1の吸収を助け、体の糖をエネルギーに代えてくれるのを助けてくれるために疲労回復に役立つのだそうです。 また、セレン・ゲルマニウムというにんにく中の物質が抗酸化作用があるため、がんを予防する効果があるという研究結果もあるようです。どうしても睡眠時間等を削ってでも作業をしなくては場合など、栄養剤などがよく用いられますが、糖とカフェインがたくさん入っているため、血中の糖を急激に上げ、脳も刺激し一時的には心拍数も上がり元気になりますが、その後ぐったりと疲労が押し寄せてきます。その点、にんにくには即効性はなくとも、体調を整え持久性をもたせてくれますから、もっと効率的に勉強や仕事が進みますね。難点はたくさん食べると、胃もたれがしたり、においが気になることですが、最近はオーガニックのカプセル入りのにんにくも販売されており、摂取しやすくなっています。
                                                                                                                               3/5/12

「Carpal Tunnel Syndrome (手根管症候群)」 

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妊婦さんやコンピューターを長時間使われる方によく見られる症状に、Carpal Tunnel Syndrome・カーパル トンネル シンドローム(手根管症候群) というのがあります。


手首に痛みを覚えたり、くすり指や小指が痺れてたり、手や指の色が青白い色に変化したりします。この症状が起こる原因ですが、手首の骨は横一直線にまっすぐに並んでいるのではなく、ドーム状に弧を描くように並んで、Carpal Tunnel (手根管)というトンネル状のスペースを形成します。そのスペースを手の腱、正中神経、血管などが通っており、Carpal  Tunnelのスペースが狭くなったり圧力がかかったりすると、これらの神経や血管に圧迫を与え、痛み・痺れ、色の変化を指や手に起こします。コンピューターのマウスを長時間使われる方は角度が悪いと、手首を長時間曲げることになってしまう為、Carpal Tunnelとそのスペースを通る上記の神経・血管に圧力を加えてしまいます。

それではなぜ妊婦さんにこの症状が多く見られるのでしょうか? 妊娠中はホルモンバランスが変わり体がむくみやすい状態になります。ただでさえ狭いスペースのCarpal Tunnel にもっと圧力を加えてしまうことになります。解決方法としては、マッサージをしたり、ストレッチ・矯正をすることによって、Carpal Tunnel にスペースを作り神経や血管に対する圧迫を減らしてあげます。また、あまりにも長い間この症状を放置しておくと、手術をしなければいけない状況に陥る方も少なくありません。早期に取り組んでおけば、回避出来る症状ですので、早めに対処することをお勧めします。
1/24/12

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上木原 千絵
Chie Uekihara, DC, MS

Serenity Wellness
1909 N. Green Vally Pkwy., Suite BHenderson, NV 89074Phone: (702)212-6357

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「痛風」 

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「足が痛いんです」、ということで来院され、症状をお聞きして、「あれ?」と思い、病院に照会して血液検査をしてみると、やっぱり痛風だった、ということがあります。 今回は、痛風についてのお話です。

痛風は、英語では「Gout(ギャウトと発音します)」と呼ばれます。症状は、なられたことがある方はお分かりだと思いますが、最初、ちょっとズキズキするなあ、という症状から始まり、2、3日後には、文字通り、「風がちょっと触れただけでも痛い」ぐらい軽いタッチでも激痛が走るほどに達し、徐々にその痛みは消えていきます。痛い箇所が熱や赤みを帯びている、特に打った・ひねった等の外傷の記憶がない、というのも特徴で、一番、症状が出やすい場所は、足の親指の関節、他に膝・肘・肩などにも見られるようです。痛風になられる方は男性が多いようですが、更年期を過ぎた女性にも見られることがあります。


痛風の原因は、完全に解明されている訳ではないようで、一般的には、尿酸(uric acid)という物質が分解されずに体内に残ったものが結晶となり、関節に蓄積することによって痛みを起こすと言われています。血液検査をするときには、このuric acidの値に注目して下さい。尿酸がたまる原因は、アルコールの取りすぎ、高カロリー食、肥満、そしてストレス等と言われています。水分を十分こまめにとることも大切です。 私達は、乾燥の地、ラスベガスに住んでいますので、この点は十分気をつけたいですね。また、痛風を放置しておくと、尿酸が腎臓にも蓄積することがあり、腎臓の機能に支障をきたしてきますので、医師にご相談ください。 

 
                                       12/15/11


「呼吸法」

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呼吸法って意識されたことがあるでしょうか? 日本人に多いのが、『呼吸が浅いタイプ』と『肩であげて呼吸されるタイプ』なんだそうです。

コンピューターワークなどをしていると、熱中してついつい呼吸が浅くなってしまうことがあります。酸素が不足すると、仕事の能率が落ちるばかりか、筋肉中の老廃物が滞り、肩こり・疲労の原因になってしまいます。

また、話をしながら肩をあげて呼吸をすることが多い方は、胸鎖乳突筋や斜角筋といった、首から肩につながる筋肉群が発達していることが多いのが特徴です。肩呼吸が多いと、摂取する酸素は多くても、吐き出すことが少なく、肺に溜まった二酸化炭素を十分吐き出せないままになってしまいます。

ヨガやピラテス、太極拳や気功のクラスでも、必ず教えられるのが呼吸法です。胸呼吸だったり腹式呼吸だったりしますが、いずれも体全体に酸素が行き渡るような、深い呼吸法です。医学的にみても、深く呼吸をすることは、体に蓄積された二酸化炭素を体外に排出し、新しい酸素を体に摂取することになりますから、細胞の活性化になり、細胞の酸化の予防にもつながるのです。

自分の呼吸法をチェックするには、胸とお腹に手を当てて、大きく息を吸ってみてください。もし、息を吸い込んだとき、胸の方が膨らんだら、あなたは肩呼吸をなさっています。お腹を膨らますことが出来ない方は、何回か練習してみてくださいね。

 
                                           11/5/11


 「骨棘」

背骨のズレは、長年放置しておくとどのような影響があるでしょうか?

例えば、均等に荷物が詰められていないダンボールを積み上げて放置しておくと、下の方のダンボールは傾いて角が押しつぶされ尖ったような状態になってきますね。 それと同じようなことが背骨にも起こってくるのです。

歪みが生じると、当然、背骨の片方のどちらかに重みがかかってしまいます。宇宙飛行士さんが重力のない宇宙に行っている間に、筋力が落ちるばかりか骨の密度も失ってしまいますが、反対に骨というのは重みが掛かれば掛かるほど、その部分にもっと骨を形成するようになっているのです。 これが、「骨棘」と呼ばれるもので、加齢と共に多くの方がある程度の「骨棘」を形成してしまいますが、姿勢や動きのパターンで骨の並びに歪みが出たり、交通事故・スポーツ障害などによって、ズレが生じると骨棘の形成は進みます。重度の場合には上下の「骨棘」が結びついて、背骨同士がくっついてしまう、という現象もあります。 こうなってしまった場合には、痛みも伴いますし体の動きも随分と制限されてしまいます。

ただ、背骨・骨盤は、歯のようにレントゲンなしでは目に見えることはありませんし、よっぽどの湾曲症がない限りは肉眼では分かりにくく、普段は洋服を着ているので気にすることもありませんね。骨棘は、一日や二日で形成されるものではなく、長いことかかって形成されるものです。正しい姿勢、そして自分の動きの癖などを早めに理解することによって、骨棘の形成を防ぎましょう。

                                                                                                                   9/14/11
 


「
足の指、開きますか?」

突然、突拍子もないタイトルですが、足の指、5本ともしっかり開くことは出来ますか?

普段靴を履いている私達はなかなか足の指を開くための筋肉を意識して使うことなく過ごしてしまい退化してしまうことが多いのです。 ところが、この筋肉たちは、歩いたり走ったりするときに、地面をしっかり掴んで蹴り出したり、バランスを取ったりするのに、とても重要な筋肉なんです。 

どんなスポーツをする上でもバランスを取る為に重要な筋肉群ですが、特に競技スポーツをしない私達にも欠かすことが出来ません。 それは、バランスを司る大切な部分だからなんです。高齢になってバランスを失って転倒、骨折、というお話を耳にします。 老化により他のいろいろな原因もありますが、足の裏の筋肉が退化して地面をしっかり掴む能力が衰えるとともに、腱の中に存在するバランスを察知する能力が衰えることも転倒の大きな原因となります。長いこと意識して使っていないと最初は難しいかもしれませんが、訓練しだいで必ずある程度のレベルまでは動くようになります。 寝る前に一日数回、足の指も使ってあげるように心がけてみてください。
                                    8/6/11


「恥骨の痛み」
 
 

股関節の痛みと同時によく耳にするのが、恥骨の痛みです。

歩くときや、寝た状態から起き上がる際に痛みを覚えることが多いようです。左右の恥骨は丁度体の中心部で、「恥骨結合」という軟骨で繋がれており、丁度おへそから真っ直ぐ下りてきたところに当たります。 左右から恥骨を触ってみて真ん中部分で軽く窪んでいるように感じられるのが、恥骨結合です。

私達が歩いたり走ったりするときは、この恥骨結合を軸にするような感じで左右の骨盤が交互に前後して前進します。 よって、骨盤に大きくズレのある場合は恥骨結合に歪みが生じて痛みを起こします。 軸がねじられるような感じですね。 時には恥骨結合が離開し、少し動くだけでも痛みを起こすこともあります。

妊娠している女性は出産に備える為、恥骨結合を繋ぐ靭帯を柔らかくするホルモンが分泌され恥骨・骨盤がズレを起こしやすくなり、そのまま産後を過ごすと痛みの原因となります。 また、腹筋は恥骨部分付着する為、腹筋があまりにも強くなりすぎたり、妊娠後期に腹筋が引っ張られた状態になると、恥骨に痛みを起こしたり離開を起こすケースもあるので、ご注意下さい。

                                                7-2-11


「股関節の痛み」 
 
長時間立ったり歩いたりして股関節が痛くなったり、あぐらをかくような姿勢になった時に、足が左右不均等な状態になっていることに気付かれた方はいらっしゃいますか?
 
一口に股関節の痛みと言っても、いろいろな原因があります。
 
1)股関節の軟骨が磨り減ることにより関節が狭くなり、骨に圧力かかる
2)股関節付近に出来た腫瘍
3)骨の形が変わってしまう変形性股関節症
4)急激に股関節を使う運動をしたりすることに起こる炎症
5)骨盤のズレ
6)妊娠・出産によって生じる骨盤・股関節のズレ
 
他にも様々な原因はありますが、上記が一般的な痛みの原因と言えるでしょう。
2)はもちろんのこと、1)、3)は、手術により治療を要することが多くなります。 これらは、レントゲン・MRIを撮ることにより、診断されなけばなりません。 また、膠原病等の治療に使われるステロイド治療が長期化した場合の副作用として、2)が引き起こされることも知られています。
 
1)~3)のような深刻な場合を除いては、早期に骨盤・股関節のズレを発見して、ストレッチ・矯正・筋力強化等を行っていけば治療は十分可能です。 あぐらをかいて左右が対象でない場合は、骨盤のズレや股関節の回りの筋肉や腱・靭帯が固くなって起こることがほとんどですので、原因を突き止めることが重要になってきます。
 
度々こちらに書かせて頂きましたが、妊娠によって、かなり骨盤や恥骨結合がズレことが多いため、出産後に股関節の痛みを訴える女性は少なくありませんが、正しく治療を行えば回復可能です。
 
ただ、子供さんが長期、股関節の痛みを訴える場合は、成長期による痛みのほかに、化膿・骨腫瘍・ペルテス病・大腿骨頭すべり症、という場合もありますので注意を払わなければなりません。 子供さんの訴えにしっかり耳を傾けてあげてくださいね。
                                            4-19-11


「足がつる!!」
 
運動中や就寝時、妊婦さんが足がつりやすかったりするのは、どうしてでしょうか? 

足のつりは、「筋肉を収縮させよう!」 という自己意志のないままに、脳から筋肉収縮信号が送られて起こります。 特に、1)筋肉疲労時、2)水分不足時 3)電解質(カルシウム・ナトリウム・マグネシウム等)不足の時はその頻度が高まります。 電解質は神経伝達を助け、収縮された筋肉繊維を解除する役割がありますから、欠かせない栄養群です。

就寝時に足がつる原因は詳しくは解明されてないようですが、有力説は寝ている時に呼吸が浅くなる為、十分な酸素が行き渡らない、又は起きている時は、脳からの筋肉収縮の信号をある程度コントロール出来るが、就寝中はその機能を果たす部分の脳も寝ている為、足がつる、などがあるようです。 妊婦さんも赤ちゃんに栄養が取られる為、電解質が不足したり、体重が増えることによって足に負担がかかってしまい、足がつりやすくなるようです。

運動不足の方も、少し動くと筋肉が異常な興奮状態になってしまって、足がつる傾向にありますので、普段からしっかりストレッチと局部的なマッサージを心がけて下さい。

                                                2-15-11


「バランス」
 
 若いうちは比較的誰でも運動をしますが、大人になると進んでいくうちに仕事や家庭での忙しさに流されてしまって、自分を奮い立たせないとなかなか体を動かすことを日課付けることは難しいですね。 でも、60代以降をいかに健康な体を維持しつつ、楽しく人生を送っていくかの一つは、筋力や関節可動粋が顕著に落ち始める40代以降から、いかに定期的に自分をケアしてきたかにかかってきます。

さて、若く健康な方の歩き方と、70代の方の歩き方では明らかな違いがありますね。 生体力学観点から見て大きな違いの一つは、足首、膝、股関節の関節の動き(関節可動粋)の違いなんです。

(足首の関節だけに着目すると)若く健康な方の場合は歩く時、後ろにきている足は、足首の関節を使いしっかり地面を蹴ってから、足を地面から上げ、その足を前に持ってくる最中につま先を上気味に持ち上げてから、かかとから地面につきますね。 年と共に関節の動きが狭くなってきたり、筋力低下により足を持ち上げることが出来なったりして、この一連の動きが小さくなって、だんだんと地面を擦るような動きになってきてしまいます。 

また、足首・膝・股関節の中には、バランス感覚を司る神経が分散されていて、年齢と共にこの神経も鈍くなってきて、転倒の原因にもなります。

 シニアセンター等でよく音楽に合わせて、足首や、膝、股関節に集中したエクササイズをしているのを見かけますが、いつまでも健康に自分の足で歩けることを保つには、とても大切なことだと思います。 やはり、「使わない」ということが、一番老いを促進させてしまうのです。 いくら、若い頃に運動していたからと言っても、重力と共に筋力は落ちるばかりです。 いつからでも遅くなりません。 自分で楽しみながら、細く長く続けられることを見つけてみませんか?

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 「妊娠と骨盤」
 
 出産を機に股関節や骨盤に痛みを覚えるようになった、という女性の方、多いのではないでしょうか? 長い間、自分の体重以外のものをお腹に抱えている訳ですから、ズレが生じてくるもの当然です。 また、出産が近くなると、お産がしやすいように、女性の体からは特別なホルモンが分泌され恥骨結合といわれる、股関節や骨盤と大きく関係する関節をやわらかくするといわれています。 産後このホルモンの分泌は減少し、元の関節の固さに戻ってしまいますが、ズレたまま固まってしまうと激しい痛みを伴ってしまう場合があります。 また、この恥骨結合は、『骨盤底筋群』と言われる、云わば骨盤の床・そして膣を囲む筋肉の付着地点でもありますので、そのズレは産後の尿漏れなどにもつながっていきます。

さて、これからの症状を予防するにはどうしたらようでしょうか? 安定期に入ってから出産するまでに間に、刺激が強すぎない程度に軽いマッサージで筋肉の固さが均等になるようにほぐしておくこと、しっかりとしたマタニティーの知識のある指導者の元で軽く骨盤体操などをしておくことによって、のちに大きな差が出てきます。

*施術や体操を行う場合は、必ず事前に主治医にご相談ください。

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「Flaxseed Oil」

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今回は、Fish Oilについで注目を集めているFlaxseed Oilについてお話します。
Flaxseed (アマニ)という植物の種子から取れる油です。 Flaxseed Oilには、体に必要な脂肪omega-3 を豊富に含んでいます。 油というと、「えっ、油なんか余分に摂る必要なあるの?」と思いがちですが、油も私達の体を作る大切な成分で、正しい油を正しく摂取すれば健康の促進につながります。 

それでは、正しい油ってなんでしょう? Omega-3 という言葉を耳にされることがあると思いますが、Omega-3を豊富に含む油は炎症を抑制し、血液をサラサラにする働きがあるため、関節炎や心臓病の予防、に優れています。 反対にOmega-6を多く含む油は炎症を促進し、細胞を硬くすると言われています。ただ、Omega-3 もOmega-6も細胞を形成するのに必要な成分の一つですので、バランス良く摂取することが大切です。 Omega-3 とOmega-6の理想的なバランスは、1対4と言われていますが、平均的なアメリカ人の食生活では、1対12なんだそうです。 日本人も昔は肉や脂の摂取が少なく、Omega-3を豊富に含んだ魚や木の実などをたくさん食べていましたが、食生活の欧米化によりそのバランスはどんどん崩れていっているようです。 アメリカに住んでいる私達にはちょっと耳の痛いお話ですね。

さて、Flaxseed Oilのお話に戻りますが、Flaxseed Oilを摂取する場合は、一日大さじ一杯が目安だそうです。 ただ、少し臭いがあるのでヨーグルトにバナナ等のフルーツを混ぜることによって食べやすくなります。 空気や熱に大変弱いので、開封後はすぐに冷蔵庫に入れ、2週間以内に摂取するように勧められています。せっかくですから、お求めになられる場合は、オーガニックのものをお買い物求めになることをお勧めします。また、最近では炎症を抑える効果が注目され、アトピー性皮膚炎にも効果があると言われているようです。 ただ、お子様が直接油を摂取される場合、他のお薬を併用されている場合は、必ず医師にご相談下さい。

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「イブプロフェン Ibuprofen」
 

日本ではEveでおなじみのイブプロフェン。 アメリカではAdvil、Motrin、Genpril、Ibu、Nuprinなどの商品名で売られています。英語ではアイブプロフェンと発音します。
 
(効能)解熱、鎮痛(頭痛、歯痛、腰痛、関節の痛み、生理痛など)
(副作用)アレルギー反応(発疹、呼吸困難、顔・舌・唇が腫れるなど)が起きた場合は直ちにERに行くなど医師に診てもらってください。
     重篤な副作用 --- 服用するのをやめて、医師に診てもらってください。
      ・胸痛、虚弱、息切れ、視覚障害、平衡感覚障害
      ・血便(便が赤い、または黒い)、吐血、血痰、コーヒーの出がらしの様な嘔吐物
      ・腫れ、体重増加
      ・排尿困難(トイレの回数が減る、または全くなくなる)
      ・吐き気、嘔吐、胃痛、食欲低下、尿が濃くなる、粘土色の便、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
      ・しびれ、筋力の低下、アザ、激しい頭痛、寒気、けいれん、ひきつけ
  
   重篤ではない副作用
      ・胃がムカムカする、胸焼け、便秘、下痢、胃がふくれる、ガスがたまる
      ・皮膚のかゆみ
      ・頭痛、いらいらする
      ・耳鳴り 
      ・目のかすみ
これらのリストは代表的なものですべてではありません。副作用について質問があれば医師に相談してください。
 
(注意点) ・決められた用量を守ってください。
      ・手術前後には服用しないで下さい。
      ・過剰摂取は胃からの出血、穿孔(穴が開く)のリスクが高くなります。必要最小限の用量を使ってください
      ・他の薬を服用している方は使用前に必ず医師に相談してください。
      ・Ibuprofen、Aspirin、Naprosyn(ナプロシン)などにアレルギー反応がある方は服用しないで下さい。
 
by Yoshiko Shirai                                                                                     9-10


「脊柱側湾症 Scoliosis」
 

今回は、カイロプラクターらしく背骨の話をさせて頂きます。 あなたの背骨はまっすぐでしょうか? お子さんをお持ちの方は、お子さんの背骨を後ろからチェックされたことがあるでしょうか? 背骨が曲がっているか肉眼で分からなくとも、明らかに肩甲骨の周りの筋肉のトーンが右と左と違っていたりすることに気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

背骨が右か左のどちらか(Cシェイプ)、または両方(Sシェイプ)に大きく湾曲している状態を、脊椎湾曲症、英語でScoliosis (スコリオーシス)と呼びます。私達は人間は、皆多少のゆがみはありますが、この場合は、レントゲンで撮った背骨の写真をある特定の方法で図って、その角度で判断されたものを差します。 

側湾症には、いくつか種類があり、先天性のものと突発性のものとに大きく分けることが出来ます。 先天性側湾症は、生まれつき脊椎が変形していたり、成長段階で脊椎がうまく分裂しなかったりした為に起こるものです。 突発性の側湾症は、ほとんどの場合が原因不明であり、多くの場合は、幼少の頃にその症状が始まり、骨が成熟する10代半ば迄には湾曲症が形成されてしまうようで、治療のキーは早期発見にあるようです。背骨の曲がり方がある一定の角度以上になると、整形外科の先生の指導の元によりコルセットを処方されるお子さんもいらっしゃるようです。

もう一つ、注意しなければいけないのは、側湾症が病気の一サインである可能性もある、ということです。 神経線維腫症(Neurofibrometosis)、間葉性側湾症、筋原性側湾症など、注意を払わなくてはならないものもありますので、十分に注意を払ってください。

側湾症の方は、左右のバランスが違うため、腰痛や肩こりをお持ちの方も多いようです。 また、重度の場合には、脊柱が変形することにより、呼吸器系や循環器系の働きにまで障害を及ぼすこともあります。発見方法は、前屈みになって脊柱を視触診をすることが第一歩ですが、レントゲンを撮って確認することが確実です。

いずれにしろ、早期発見が重要なキーとなります。湾曲の角度が少ない場合には、理学療法・カイロプラクティック、湾曲が進んでいる場合には、整形外科の指導の元に、コルセット着用・手術、という手段もとられます。お子様をお持ちの皆さん、子供さんの背骨を少なくとも一年に一回はチェックすることをお勧めします。また、新学期が始まる時期になりましたが、重いバックパックの背負い方などに気を配ってみてはどうでしょうか?

by Chie Uekihara, DC, MS
                                                                                                          8-10
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